1. 開催要領

  1. 日時:2001年4月19日(木)10:00から12:00
  2. 場所:日本応用地質学会会議室
  3. 出席者:
    1. 全国地質調査業協会連合会(全地連):矢島委員名・藤城委員
    2. 日本地質学会:公文委員
    3. 日本地下水学会:長瀬委員・村田委員
    4. 物理探査学会:本荘委員・麓委員
    5. 日本応用地質学会:中川委員、三谷委員、中嶋委員

  1. 議題

  1. 前回の協議会メモの確認
  2. CPDHの目安
  3. CPD管理登録システムの開発進展状況報告
  4. CPD管理登録システム運用規則
  5. 当協議会で対象とするCPDメニューとその位置付け
  6. クリアリングハウスの名称
  7. ジオ・スクールネットシステムへの参加
  8. 地すべり学会の当協議会への参加
  9. 今後の進め方
  10. 土木学会が進めている継続教育制度
  11. 「地質工学および関連分野における技術者養成と大学教育」地質科学シンポジウムでの報告
  12. 次回の協議会

  1. 資料
  2. 資料4−1:地質技術関連5学協会継続教育協議会議事次第(第4回)

      資料4−2:地質技術関連5学協会継続教育協議会(第3回)メモ

      資料4−3:CPDメニュー検討ワークシート

      資料4−4:地質技術系CPD分野骨子案(2001419

    資料4−5−1:継続教育システムの構築に係る資料等の提供について

    資料4−5−2:クリアリングシステム修正案

    資料4−6:(地盤)技術者の生涯学習情報ネットの運用規則 目次(案)

    資料4−7:土木学会継続教育(CPD)制度の展開について

    資料4−8:地質工学および関連分野における技術者養成と大学教育

    (地質科学シンポジウム企画案)

  3. 議事内容
    1. 前回の協議会メモの確認

    1. 特に異議無く了承された。今後気づいた点などがあれば、その時点で訂正する。
    1. CPDHの目安
    2.  CPDHの目安については、特に議論は無かった。

      地質科学関連学協会連合・地質学研究連絡委員会共催の「地質工学および関連分野における技術者養成と大学教育」地質科学シンポジウムでの報告に向けて5学協会の案としてまとめることになった。

    3. CPD管理登録システムの開発進展状況報告

藤城委員が資料4−5−2:クリアリングハウスシステム修正案をもとにシステム開発の進展状況について報告した。主な修正点と意見は以下の通りであった。

  1. この間、システムへの追加入力項目の提案は、特に無かった。
  2. 受講者リストには読み仮名は要らないかもしれないが、検索をする上で必要なので入力項目からは削除しない。
  3. 受講者リストにEメールを入れる。
  4. 受講申し込み入力項目に所属学協会名を追加する。これにはプルダウンメニューを用意したい(資料4−5−1の4.参照)。
  5. 行事名はAPECエンジニアへの対応を考えて英文名も表記したい。
  6. 講習会・研修会等の区分と学問的分野の2つのキーで区分していく(資料4−5−1の3.参照)
  7. 当面の開発は一期とし、個人別集計機能などを追加した二期の開発を考える。
  8. 資料4−5−1の3.は座学のみを対象にしている。学会などでの発表などは別途扱う。
  9. 最初から個人IDパスワードをつけていきたい。そうすれば、個人別集計機能を付加した時に最初からのデータを取り込むことが容易になる。
  10. インターネット以外での申し込みに対しては、各学協会のIDで対応する。
  11. パスワードは個人で変更できるようにしたい。
  12. 各学協会へのリンクはトップページにすることを考えているが、これにはこだわらない。
  13. 「詳細」の開催案内は3ページ以内とし、形式はPDFに統一してこのシステムの中で完結したい。そうすれば、各学協会のHPへ飛んで戻る手間が省ける。
  14. 当面は学会誌を参照したり、文字による案内だけでもやむをえない。
  15. 参加受付の確認票もインターネットで出力させる。
  16. 当初の目論見から若干遅れて、試験運用には6月ないし7月くらいからに入る見込みである。本格運用開始は秋からになる見込みである。
    1. CPD管理登録システム運用規則

資料4−6:(地盤)技術者の生涯学習情報ネットの運用規則 目次(案)矢島委員が説明した。以下の意見があった。

  1. 技術士会のモニタリングには直結させないが、これに耐え得るシステムを目指す。
  2. 個人で実施したものも取り込めるようにしたい。
  3. 土木学会は紙と判子で進めているが個々の承認は必要ない。これからは電子媒体で進めるのが適当である。
  4. システムはオープンにして行く方がうまくいくと考える。
  5. 個人情報が集まるのでセキュリチィーをかためておく必要がある。
    1. 当協議会で対象とするCPDメニューとその位置付け

当協議会で対象とするCPDメニューとその位置付けに関連する資料について、以下の通り説明があった。

主な意見は以下の通りであった。

<資料4−4に関連して>

    1. APECgeotechnical分野とほぼ一致している
    2. 資料4−4の大枠については賛成意見が述べられた.
    3. 資料4−4には以下の項目を追加することになった。

    1. 資料4−4の空欄には資料4−5−1の各項目を配置する。
    2. <資料4−5−1に関連して>

    3. 関係情報を一括オープンにしていくようなものを意図している。他の学協会に習う必要は無く、新しい視点で取り組みたい。ここではCPDを含めた生涯教育トータルの情報提供をしたい。自ら学習していくことが大切である。
    4. 産業、経営、会計の視点が大切になってくる。
    5. Bの「水理・地下水」の前に「水文」を入れる。
    6. Dの土壌汚染・地下水汚染、産業廃棄物はBに入れる。
    7. Dの宅地造成、建築一般、住宅・宅地地盤は土木学会では用語としての表現が無い。
    1. クリアリングハウスの名称

クリアリングハウスの名称に関し、「技術者のための生涯学習情報ネット」では、どんな技術の範囲を扱うのか解らない。中身が解る名称が望ましいので、当面は以下の名称を正式名とする旨合意された。

土質・地質技術者のための生涯学習情報ネット

略称については、概ね以下の案が議論された。

  1. geo.schooling
  2. ジオ・スクールネット
  3. ジオ・スクールネット21
  4. geo.schoolnet
  5. GEOSCHOOLNET 21

概ね「ジオ・スクールネット」で異論は出なかった。

Web site 名は提案どおりgeo.schoolingで異論は無かった。

    1. ジオ・スクールネットシステムへの参加

ジオ・スクールネットシステムへの参加について、以下の通り確認した。

  1. 参加費用は当面月額1万円とする。
  2. 支払い開始は各学協会総会の時期などの都合に合わせて、適宜調整してよい。
    1. 地すべり学会の当協議会への参加

地すべり学会の事務局からの情報提供依頼等に関し、以下の通り確認した。

  1. 地すべり学会から要請があれば、オブザーバー参加を了承する。
  2. 地すべり学会からの正式参加要請があれば、これを承認する。
  3. 当協議会に提出された資料は渡してよい。
    1. 今後の進め方

以下の事項を中心に検討を進めていく事になった。

  1. ジオ・スクールネット単位管理登録システム運用規則
  2. ジオ・スクールのメニューとその位置付け

 

    1. 土木学会が進めている継続教育制度

土木学会が進めている継続教育制度に関し、以下の意見があった。

  1. 個人の裁量によるところがあまりにも少なく、問題もある。
  2. 個人研究や会社の行事までCPDHとして申告を許容する「自己管理・自己申告の原則」に反する。
  3. 記録書式はどのようなものでもよく、学会が判子を押して承認する必要は無い。
  4. 相互にリンクをはって、利用するのはかまわない。
    1. 「地質工学および関連分野における技術者養成と大学教育」地質科学シンポジウムでの報告

 「地質工学および関連分野における技術者養成と大学教育」地質科学シンポジウムで、当協議会の取り組みについて中川委員が報告するにあたり、資料提供の要請があった。当面、以下の資料を準備することになった。

    1. 次回の協議会

次回は5月24日木曜日10:00〜12:00応用地質学会にて

以上