平成25年度 「土質・地質技術者生涯学習協議会」議事録


日時:平成2633日(月) 15:0016:30

場所:(社)全国地質調査業協会連合会 会議室


出席者:
(一社)日本応用地質学会(柳田会長)
(一社)日本地質学会(山本委員)
(公社)日本地下水学会(平山委員)
一社)物理探査学会(荘司委員)
産業技術総合研究所(北川委員)
(一社)全国さく井協会(岡崎委員)
全国地質調査業協会連合会(池田、高橋)

欠席者:

    日本情報地質学会、 ()関西地盤環境研究センター、NPO日本地質汚染審査機構 

議 事:

1.ジオ・スクーリングネットの運用状況について

 → 現在の会員数、プログラムの登録状況などについて、事務局より報告があった。

  ・この1年間、システム運用やセキュリティのトラブルは無かった。

  ・利用登録者数は増え続けており、現在5,364名。

・利用者からの要望等により、システムを一部修正等を行った。

2.建設系CPD協議会の活動状況について

 → 建設系CPD協議会の運営状況について、柳田会長並びに事務局より以下の報告があった。

  ・主な活動は、委員会活動と12月に実施したシンポジウムであった。

  ・建設系CPD協議会の今年度の収支と当協議会の負担金は、以下となる。負担金は、3月

に支払う予定である。

    *収入 4,168,410円 

支出 4,168,410円

   (内訳 事務局経費 3,000,000円 事業費1,168,410

    *当協議会が負担する運営経費232,443円(運営費+ランニングコスト) 

  ・来年度からの事務局は、(公社)農業農村工学会が担当する。

→ 発注者等の動向を踏まえ、来年度も継続して加入することとなった。

3.本協議会の今後の役割について

 → 独立行政法人産業技術総合研究所殿からの要望書について

   昨年10月の臨時会で提案のあった建設系CPD協議会への要望書の案が提出された。内容が確認され、提出日を4月以降として、事務局経由で建設系CPD協議会へ提出することとなった。

<下記のような意見・質疑があった>

  ・CPD協議会では、ユーザー側の視点が議論されていないので良い提案となる。

  ・CPD協議会に寄せられる一番多い質問は、相互認証に関する件と聞いている。改善を促

すべきである。

  ・独立行政法人産業技術総合研究所殿は、発注者でもあることから、重い提言となるのでは

ないか。

 → 昨年に実施したGSネットのユーザーを対象に実施したアンケート結果について事務局

より説明があった。また、本アンケートの今後の取り扱いは、以下とすることとなった。

 ・今後の当協議会の活動方針を検討する上で、貴重な資料となるので有効に活用する。

 ・アンケートの内容の一部を前述の要望書と一緒に建設系CPD協議会に提出し、建設系

CPD協議会でも同様のアンケートを実施するように働きかける。

<下記のような意見・質疑があった>

   ・設問の構成と回答の取りまとめ方法については検討の余地があるので、次回実施する際

    には考慮いただきたい。

   ・GSネットは利便性は高いが、それが逆にCPD取得のハードルの低さにつながると捉

えられないか。自己学習の上限を設けてシステム的に制限をかけてはどうか。

   ・CPDの取り扱いについては、客観的な評価に焦点が絞られている感がある。闇雲に厳

しくすれば良いということではないと思う。

   ・CPDの活用に関する発注側の動向も把握できてきた。今後の活用については予想通り

    の展開となるのではないか。

   ・今回のアンケートで指摘のあった重要な点は、CPDを容易に取得できない地方の技術

者に対して、どのような対策が取れるかである。当協議会の役割もそこにあると思う。

4.平成26年度の会費について

 → 事務局より、次年度の会費を5,000円/月(今年度と同じ)とする旨の説明があり、了承

を得た。

 → システムの改良など要望あれば、事務局まで連絡いただきたい。

5.その他

 → 平成26年度も年度途中で臨時の協議会を開催して、本協議会の今後の役割について検討

を継続することとなった。


                                      以上